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「学力の経済学」は科学的根拠の大切さを教えてくれる1冊

今回は中室牧子さんの「学力の経済学」という本を紹介します。子供をお持ちの親なら子供の学力を上げたいと思うのは自然なことだと思いますが、どのようなことが学力に良いのかご存じでしょうか?


具体的には以下で紹介しますが、もし自分が良いと思っていた方法が間違っていたなら、是非ともこの本を読むことをおすすめします。

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学力を向上させる方法について書かれた1冊です(科学的根拠あり)

ご褒美で釣っても良いのか

最初に紹介するのは「子どもをご褒美で釣って良いのか」と言うことです。結論から言うと「釣って良い」になりますが、ご褒美の与え方によっては学力が上がらない可能性があります。


なお、学力が上がるご褒美の与え方は

  • 本を読む
  • 宿題をする

などのインプットに対して与えた場合です。

  • テストの点数

などのアウトプットに対してご褒美を与える場合は学力に影響はなかったそうです。これは、テストの点数に対してご褒美を与えても、子どもたちはどうすればテストの点数が上がるか分からないからだと述べられています。


なお、アウトプットに対してご褒美を与える場合でも、どのようにすればテストの点数が上がるのかという方法を教え導いてくれる人がいる場合は学力が向上したそうです。


他にも「ご褒美は勉強する楽しさを失わせるのか」や「お金はご褒美として良いのか」なども書かれていますので、そちらについては実際に本を読んで確認をしてください。

テレビやゲームは子どもに悪影響を及ぼすのか

これも結論から言うと「テレビやゲームそのものが子どもたちにもたらす負の因果効果は大きくない」と言っています。中には良い影響を与えると言っている実験もあるほどです。


なお、これは無制限にテレビやゲームをしても良いと言っている訳ではないので注意願います。本の中でも1日2時間以上だと負の影響が大きくなると述べられています。ちなみに、テレビやゲームを止めさせても、勉強時間は最大でも2.70分しか増加しないそうですので、子どもたちを学習に向かわせる工夫が大事になってくることが分かります。


この後に、

  • 勉強をしたか確認している
  • 勉強を横について見ている
  • 勉強する時間を決めて守らせている
  • 勉強するように言っている

のどれが効果的なのかも紹介しています。ちなみに、この中には負の影響を与えるものもありますので、詳しくは本を読んで見てください。

まとめ

本の中からいくつか紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。テレビやゲームなど”直感では良くない影響を与えるのでは”と思うようなものでも、実はそこまで悪い影響を与えないものもあります。


他にも

  • 能力をほめるのと、努力をほめるのではどちらが効果的
  • 幼児教育の重要性
  • 少人数学級に効果があるのか

など様々なことに対して科学的根拠を用いて結論を述べています。


日本では学歴によって生涯年収が大きく変わってきますので、どうすれば学力が上がるのか興味がある人はぜひ読んでいただければと思います。また、学力にかかわらず科学的根拠を大切にする姿勢などを学んでいただければと思います。

以上、参考にれば幸いです。


〈こちらもおすすめ〉

「7つの習慣」を意識して生活するだけで人生が大きく変わると思います。まだ読んでいない人は是非読んでみてください。 

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